雲野のこと
ブランド理念
ふるさとの味わいを、世界へ。
雲南は、私たちのふるさとです。この土地への愛着と、雲南のコーヒーが世界のコーヒー産地のひとつとして広く認められてほしいという願いから、雲野は生まれました。
一杯のコーヒーには、大地が育む味わいと、年を重ねてきた生産者の営みが息づいています。その積み重ねがより多くの人に伝わり、品質が正当に評価されること。そして、雲南の名が、その味わいとともに信頼を得ていくことを、私たちは願っています。
ふるさとから世界へ。その道のりは、一つひとつの仕事を丁寧に重ねることから始まります。豆を吟味し、産地と風味を誠実に伝え、品質を大切にする仲間と長く歩んでいく。雲野を通じて、味わいから雲南を知る人が増え、その一杯への愛着が、産地の未来を支える力につながることを目指します。
いつか、世界のどこにいても、おいしいコーヒーを選ぶときに、雲南が自然と思い浮かぶように。
そんな未来を、私たちもつくっていきたいと考えています。
雲野って、どんな子?
人なつっこくて、ちょっぴりおちゃめ。みんなに福と笑顔を届けたい、雲野(クモノ)です。そのルーツは、雲南の家々の屋根に飾られてきた「瓦猫(ワマオ)」にあります。
瓦猫は、災いを遠ざけ、家族の無事や幸せを願う焼き物。猫にも虎にも似た姿で、大きな口を開けて家を見守ります。勇ましいのに、どこか愛嬌がある。そんな瓦猫の姿と、そこに込められた願いを受け継いだのが雲野です。
雲野にとって、うれしいのは、そばにいる人が笑ってくれること。おどけた表情を見せたり、ひょいと顔をのぞかせたりするのも、誰かと楽しい気持ちを分かち合いたいから。今日も元気で、いい一日になりますように。大きな笑顔には、そんな想いが込められています。
そんな雲野とともに、私たちがお届けするのは、雲南で育まれたコーヒーです。その一杯の向こうには、山と川が織りなす風景と、土地に向き合うつくり手の姿があります。雲野のふるさとを、コーヒーを通して少しのぞいてみませんか。
雲野のストーリー
雲南の豊かさを、毎日の一杯に。
山を越え、川をたどると、また違う風景が広がる。雲南のコーヒーは、そんな表情豊かな土地で育まれています。一杯をきっかけに、その向こうにある風景や、まだ知らないおいしさに出会ってほしい。雲野珈琲の想いは、この土地への好奇心から始まります。
雲南の雄大な山川を物語るのが、北西部に広がる「三江併流」です。金沙江、瀾滄江、怒江の三つの大河が、高い山々を隔てて、深い谷をほぼ並行に流れていきます。そのうち瀾滄江と怒江を南へたどると、流域にはコーヒーを育てる土地が広がっています。遠くから眺めていた山と川が、一杯のコーヒーにつながっていきます。
山と谷が幾重にも連なるプーアル。高黎貢山のふもと、怒江沿いに温暖な潞江壩が広がる保山。そして、瀾滄江と怒江の間に山々がそびえる臨滄。さらに西にはミャンマーと接する德宏、南には熱帯の森が息づくシーサンパンナがあります。同じ雲南でも、土地が変われば、コーヒーを包む空気も変わります。
こうした山と谷の起伏は、コーヒーの育ち方にも関わっています。標高や斜面の向きによって、気温や日当たり、雨の降り方はさまざま。その中から、十分な暖かさと適度な雨に恵まれ、霜の害を受けにくい場所を選んで、コーヒーは育てられています。昼の光と夜の涼しさ、季節ごとに訪れる雨。その土地ならではの条件が重なり、実りを支えています。
雲南の産地をもっと知る
その自然に向き合い、土地に合う品種を選び、実を育て、収穫する。さらに精製や焙煎を重ねることで、豆の持ち味が一杯の香りや味わいになっていきます。雲野珈琲が大切にしたいのは、自然の恵みとつくり手の工夫から生まれる、その違いに出会う楽しさです。いつもの香ばしさにほっとする日も、初めての香りに心が動く日も。自分の好きな一杯を見つけることが、雲南をもっと知りたくなるきっかけになればと思っています。
そして、その一杯を楽しむ時間も、大切にしたいと考えています。忙しい合間に手を休め、立ちのぼる香りをゆっくり味わう。ひと口飲んで、ふっと肩の力を抜く。自分のために淹れるときも、誰かと分け合うときも、心に少しゆとりが生まれてほしい。「山のゆとりを、一杯に。」には、雲南のおいしさとともに、そんなひとときを届けたいという願いを込めています。
おいしい一杯が、今日の小さな楽しみになりますように。そして、あなたが健やかに、笑顔で過ごせますように。人の幸せを願う雲野とともに、雲南の味わいを、あなたの日常へ届けていきます。
山のゆとりを、一杯に。